Chuuni Sound Lab

#OrangeAmps

2 本

低域を売る4×12は、V30より低域の狭いスピーカーを選んだ

Orangeの4×12キャビネットPPC412HP8は、200Wのギターアンプ Thunderverb 200のために作られ、製品ページは巨大な低域とドロップ・チューニングを謳う。ところが搭載するCelestion G12K-100の公称の周波数範囲は、通常のPPC412に入るVintage 30より低域側が狭い。箱は同じで、重さも同じ。変わったのはスピーカーが受け止められる電力だった。設計者が想定した使い手は、4×12と15インチのキャビネットを並べる人たちである。キャビネットの「低域」が、低くまで出ることなのか、低い音を大きく入れても耐えることなのかを分けて読む。

Orangeのキャビネットが板で床に立つのは、キャスターがガタついたからだった

Orangeの4×12は、脚でもキャスターでもなく、底に渡した2本の木の板で床に立つ。創業者Cliff Cooperの回想では、この板は耐久性のために付けたもので、音が良くなったのは結果だった。その結果は、のちに製品ページで設計の目的として語られるようになる。床から浮かせる台を売る会社もある。二つの説明を並べると、床がキャビネットの一部であることが見えてくる。

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