Chuuni Sound Lab

#Vintage30

1 本

Vintage 30の「Vintage」は、何の復刻だったのか。部品ではなく、コーンの動きを測って作り直した

Vintage 30という名前は、古いスピーカーの復刻を思わせる。だが1986年にCelestionがやったのは、旧Alnico Blueと同じ部品を作り直すことではなかった。コーンがどう動いているかをレーザー干渉計で測り、その挙動を高耐入力の新しい材料——セラミック系の磁石、新しいコーン、新しいボイスコイル——へ移植する作業である。復刻には「部品を同じにする」と「挙動を同じにする」の二種類がある。デジタル・モデリングが一般化する前に、物理的な部品でそれをやった一例として読み直す。

← タグ