Chuuni Sound Lab

#マイク位置

4 本

Jimmy Pageは、EQの代わりにマイクを遠ざけた

1977年、Jimmy Pageは「Communication Breakdown」のギターについて、アンプを小さな部屋に置き、離れた位置から録ったと説明した。距離が奥行きを作る、という古い録音の格言を、バンド全体の録音で使ってきたという。楽器が正しく鳴っていればスタジオでEQを使う必要は無く、音はマイクで作るべきだ、とも述べている。1stのギターは小型のSuproで録られた。ステージのアンプが大きくなったのは、ドラムの音量と、ツアー先で替えが手に入ることが理由だった。Pageにとって録音の奥行きは、アンプの大きさでもつまみでもなく、距離と部屋で作るものだった。

同じアンプ、違うキャビネット。音の何割が、キャビで決まるのか

同じアンプヘッドでも、つなぐキャビネットが変われば音は大きく変わる。では、最終的な音のうち、どれくらいがキャビで決まっているのか。スピーカーの口径や素材、箱の開放・密閉、マイクとの相互作用まで踏まえて、ヘッドとキャビの役割を整理し、CSLがなぜ基準キャビを固定して収録するのかを掘り下げる。

実機アンプを記録するとは、何を残すことなのか

同じ型番のアンプでも個体差はある。だがCSLが記録しているのは「ベストな一台」ではなく、収録条件を明示した「この条件で鳴らした、この一台」である。個体差を不安材料ではなく、条件を残す前提として整理する。

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