完成し過ぎたシステムに、後継機は必要か。アンプを主役に残したまま統合したG-Systemの話
TC ElectronicのG-Systemは2005年に登場し、評価も高かったが、同じ名前の後継機は出ないまま終わっている。この製品を古いマルチとしてではなく、手持ちのアンプを主役に残したまま周辺だけを統合した設計として読み直す。4系統のペダル・ループと5本目のプリアンプ・インサート、アンプのチャンネル切替、分離できる処理部。完成度を機能数ではなく「何を主役として残したか」と「判断をどこへ集約したか」で測ると、後継不在の理由も技術停滞では説明できなくなる。Nova System、Fractal FX8、BOSS MS-3、Line 6 HX Effectsを同じ軸に並べる。