Chuuni Sound Lab

#Eminence

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スピーカーは、いつ「選ぶもの」になったのか。匿名のOEM工場が音色を売る会社になるまで

ギタースピーカーは長いあいだ、アンプの中に入っている名前のない部品だった。1966年にAmpeg向けの18インチを一日三本作るところから始まったEminenceは、Fender、Peavey、Mesa/Boogieらの箱の中で無記名のまま鳴り続け、2000年に自社ブランドの流通を始める。PatriotとRedcoat、そしてtone guide。この会社が売り始めたのは部品ではなく語彙だった。スピーカーが「交換部品」から「選ぶ音色」へ変わった産業構造の話として整理する。

アッテネーターを、スピーカーの中へ入れる。磁束を可変にした忘れられた分岐

真空管アンプの音量問題は、ほとんどいつもアンプとスピーカーの間で解かれてきた。抵抗、ロードボックス、アイソレーション。だが2000年代末から2010年代初めにかけて、発音体そのものを可変にする製品が出ている。FluxToneは永久磁石を電磁石へ置き換え、Eminence FDMはノブでポールピースを動かして磁束をボイスコイルから逃がした。スピーカーの能率は定数ではない。それでもこの分岐は標準にならなかった。何が起きていたのかを整理する。

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