JCM900 SL-Xと6100LM Ch3は何が違うのか
どちらも90年代Marshallの高ゲインだが、6100LMは全部入りアンプのリードチャンネル、SL-Xは単チャンネルMarshallの延長にある。同じ「Marshallのリード音」でも、設計の出発点が違う二台を実機で比較する。
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どちらも90年代Marshallの高ゲインだが、6100LMは全部入りアンプのリードチャンネル、SL-Xは単チャンネルMarshallの延長にある。同じ「Marshallのリード音」でも、設計の出発点が違う二台を実機で比較する。
90年代から2000年代初頭の日本のリハスタには、JC-120かJCM900しかない、という時間が確かにあった。その記憶が、JCM900というアンプの評価を実際以上に下げていないか。体験の記憶と機材そのものの評価を、いったん分けて考える。
JCM900 SL-Xは、JCM800を素直に進化させた一台ではない。Soldano、Mesa/Boogie、改造Marshall、ラック機材が押し進めたハイゲイン競争のただ中で、Marshall本家が量産機として出した回答だった。洗練ではなく、量産Marshallとしての荒さという視点から見直す。