CSLの無料サンプル3本は、適当に抜き出したものではない。
3本とも、アンプの設定を同じにしてある。GVA CUSTOMのTrebleとBassを中央にそろえたフラットな設定だ。変えてあるのは、マイクだけ。SM57、GT-67の真空管コンデンサ、そして両者を60対40で混ぜたブレンド。位置はすべてCenterでそろえてある。
つまりこの3本は、「アンプを固定して、マイクだけを変えたらどうなるか」を耳で確かめるための、小さな実験セットだ。だから、正しい聴き方がある。
まず、EQを触らずに鳴らす
最初にやってほしいのは、Kemper側のEQに手を付けないことだ。
3本は、マイクの違いだけを取り出すために作ってある。ここでトレブルやベースを回すと、その違いが埋もれてしまう。まずは素のまま、単音、コード、ブリッジミュートを弾く。ギターのボリュームも上げ下げしてみる。アンプの土台が同じだからこそ、次のマイクの差がくっきり見える。
3本を、続けて弾き比べる
同じフレーズを、3本で続けて弾く。これがいちばん分かりやすい。
- SM57は、締まって前に出る。輪郭がはっきりして、歪みの粒が見える。
- GT-67は、太く丸い。上が滑らかで、空気を含んだ余韻が残る。
- ブレンドは、その中間。57の芯に、67の太さが乗る。
どれが「正しい」ということはない。自分のギターと曲で気持ちよく鳴るのはどれか。この3本で耳が慣れると、有料パックでマイクや設定を選ぶときにも、迷いがなくなる。
曲の中で、居場所を確かめる
単体で良く聴こえても、ミックスに入れると印象は変わる。
だから最後に、いつも作っている曲や簡単なバッキングの上で鳴らす。ほかの楽器と重なったとき、SM57の芯が抜けてくるのか、GT-67の太さが馴染むのか。ここまで確かめて、はじめて自分に合うマイクが分かる。
この3本が、CSLの選び方そのもの
CSLは、EQ補正で音を作るのではなく、条件を録り分けて選んでもらう、という考え方を取っている。
無料サンプルの3本は、その入口だ。アンプを固定し、マイクだけを変える。この「条件を変えて選ぶ」感覚が体に入れば、CSLのプロファイルの使い方が分かる。有料パックは、ここにアンプの設定違いと位置違いが加わり、選べる条件がさらに増える。
まずは無料の3本を、EQを触らずに弾き比べてほしい。
- 無料サンプル(3本): https://buy.polar.sh/polar_cl_GgCvrtzJiyEoZyvqUvz5mUUIlMm13zfrkP9pR0SW3ho
- プロファイルパック(24本): https://buy.polar.sh/polar_cl_FJl9BVIQ8Jq2HRMt36jw4g4IT3vJ7fXGKlnRs0BKI6b
まとめ
CSLの無料サンプル3本は、アンプを固定してマイクだけを変えた実験セットだ。
だからEQは触らず、素のまま3本を弾き比べる。SM57の芯、GT-67の太さ、ブレンドの中間。曲の中で居場所まで確かめれば、自分に合うマイクが見えてくる。
この「条件を変えて選ぶ」感覚が、CSLのプロファイルの使い方そのものだ。まず無料の3本から始めてほしい。