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無料サンプルの試し方。CSLプロファイルで最初に聴くべきところ

2026-07-04

CSLの無料サンプル3本は、適当に抜き出したものではない。アンプの設定を中央にそろえ、マイクだけを変えた"実験"として設計してある。だから、正しい聴き方がある。EQを触らず、マイクの違いだけを聴く。その手順を書く。

CSLの無料サンプル3本は、適当に抜き出したものではない。

3本とも、アンプの設定を同じにしてある。GVA CUSTOMのTrebleとBassを中央にそろえたフラットな設定だ。変えてあるのは、マイクだけ。SM57、GT-67の真空管コンデンサ、そして両者を60対40で混ぜたブレンド。位置はすべてCenterでそろえてある。

つまりこの3本は、「アンプを固定して、マイクだけを変えたらどうなるか」を耳で確かめるための、小さな実験セットだ。だから、正しい聴き方がある。

まず、EQを触らずに鳴らす

最初にやってほしいのは、Kemper側のEQに手を付けないことだ。

3本は、マイクの違いだけを取り出すために作ってある。ここでトレブルやベースを回すと、その違いが埋もれてしまう。まずは素のまま、単音、コード、ブリッジミュートを弾く。ギターのボリュームも上げ下げしてみる。アンプの土台が同じだからこそ、次のマイクの差がくっきり見える。

3本を、続けて弾き比べる

同じフレーズを、3本で続けて弾く。これがいちばん分かりやすい。

  • SM57は、締まって前に出る。輪郭がはっきりして、歪みの粒が見える。
  • GT-67は、太く丸い。上が滑らかで、空気を含んだ余韻が残る。
  • ブレンドは、その中間。57の芯に、67の太さが乗る。

どれが「正しい」ということはない。自分のギターと曲で気持ちよく鳴るのはどれか。この3本で耳が慣れると、有料パックでマイクや設定を選ぶときにも、迷いがなくなる。

曲の中で、居場所を確かめる

単体で良く聴こえても、ミックスに入れると印象は変わる。

だから最後に、いつも作っている曲や簡単なバッキングの上で鳴らす。ほかの楽器と重なったとき、SM57の芯が抜けてくるのか、GT-67の太さが馴染むのか。ここまで確かめて、はじめて自分に合うマイクが分かる。

この3本が、CSLの選び方そのもの

CSLは、EQ補正で音を作るのではなく、条件を録り分けて選んでもらう、という考え方を取っている。

無料サンプルの3本は、その入口だ。アンプを固定し、マイクだけを変える。この「条件を変えて選ぶ」感覚が体に入れば、CSLのプロファイルの使い方が分かる。有料パックは、ここにアンプの設定違いと位置違いが加わり、選べる条件がさらに増える。

まずは無料の3本を、EQを触らずに弾き比べてほしい。

まとめ

CSLの無料サンプル3本は、アンプを固定してマイクだけを変えた実験セットだ。

だからEQは触らず、素のまま3本を弾き比べる。SM57の芯、GT-67の太さ、ブレンドの中間。曲の中で居場所まで確かめれば、自分に合うマイクが見えてくる。

この「条件を変えて選ぶ」感覚が、CSLのプロファイルの使い方そのものだ。まず無料の3本から始めてほしい。

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